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  卒業生レポート 2008.11.25  
 

竹村瑞穂さん  
竹村瑞穂さん
Takemura Mizuho
エスコフィエ フランス料理研究課程
2000年 秋コース卒業
研修先: Hotel Restaurant SCHAEFFER
à peu près

京都府京都市下京区的場通新町
東入ル銭屋町 249番地
TEL:075-361-3231

URL: http://emeca.jp/apeupres/

 
  晴れ時々雨のち晴れ  
 
 
  気取らないフランス料理が
人気のア・プ・プレ
ブドウの木が彩りを添える
京都・五条烏丸交差点から南西に少し入った細い通りに京の町家を改装したフランス料理店があります。
そのお店の名前は『à peu près(ア・プ・プレ)』。
若干20代の女性オーナーシェフは、竹村 瑞穂さんです。
フランス校を卒業後、再渡仏し5年にわたりフランスの一流レストランで肉・魚・パティスリ−それぞれの部門シェフを勤め帰国。
築100年以上の京の町家をご夫婦で改装した手作りのお店を2007年9月にオープンされました。
フランスで得た技術や感性が見事に表現された本格的なフランス料理が、多くの雑誌・専門誌の注目をあびています。


店名のà peu près(ア・プ・プレ)とは“だいたい”
開業して1年と少しです。お店は、京都駅からも中心地からもさほど離れていない場所でありながら、住宅街の中の静かな場所にあります。
店名のà peu près(ア・プ・プレ)とは、フランス語で「少し近い」が転じて“だいたい”と言う時によく使う言葉です。 フランス料理のマナーにとらわれず、気楽に食事を楽しんでもらえたらと名付けました。
フランス人が普段食べている料理をリーズナブルな価格で提供する、肩ひじはらずに付き合えるお店でありたいと思っています。


 
お二人の手で
京の町屋がフランス料理店として
見事に息を吹き返しました
 
京の町屋へのこだわり
フランスは、町並みを見ても分かるように、歴史のある建物ばかりです。
日本に帰ってきて、建物の寿命の短さと、古い建物が次々に壊され、 新しいビルが建つのを見てショックでした。
そんな時、使われずにそのままになっている京の町屋に出合い、自分達の手でもう一度息を吹き返せたらと京の町屋を改装したフランス料理のお店を考えました。




 
  サーヴィス担当は
ご主人の竹村健太郎さん
ダイレクトに伝わってくる喜び
開業してからは、一人ですべての仕込みをしたり、料理以外の仕事もするので正直、時間がいくらあっても 足りません。
定休日も「仕込みだめの日」になってしまうので、のんびりできる日がないのは大変です。
でも、それ以上にお客様の笑顔、喜びの声がダイレクトに伝わってくることが何よりのやりがいです。


年に一度は・・
これからもたくさんの人に喜んでもらえることが私の夢です。
フランス人のように仕事をする時は集中して仕事をする、遊ぶ時は遊ぶことを楽しむという 考え方が好きです。いつごろ実現できるか分かりませんが、年に一度は休みをいただき、フランスの空気を吸い、フランスの人や食材に触れたいと考えています。
 
 
     
フランス生活を経験したお
二人だけあって京の町屋に
フランスのエスプリを感じさせる
客席のテーブルも
フランスで 美術を学んだ
ご主人の手造り
床張りまでご自身でされたという
こだわりの店内
     
 
 
 
  客席からは、
京の町屋ならではの
手入れさえた中庭が
客をもてなす
健康であってからこそ
お客様がたとえ一組の日であっても、満席の日であっても常に同じ料理、サーヴィスを提供することは大切です。
そのために、なるべくお客様の顔を見に行き、余裕があれば話をすることを心掛けています。
それからもう一つ、料理人として大切なことは、自分の健康管理だと思います。
いつもベストの状態でこそ、いい料理がつくれるのですから。



 
フランスで知り合い、
京都でお店を始めた竹村夫妻

 
フランス料理を知るにつれて
高校生の時、フランス料理をしようと決めた頃からフランス校進学は考えていました。
エコール・キュリネール大阪あべの(現 エコール 辻 大阪)に入学して、フランス料理を少しずつ知ったことで、フランス料理を育んだ文化・風土・人に実際に触れてみたいと思うようになりました。




またここに戻ってくるぞ!

フランス校は、いわばフランスへの入り口でした。
料理人としての自分の基礎もできたように思います。
それからスタージュに出て、現地の人と触れ合って、たくさんの出会いを経験した時、またここに戻ってくるぞ! という決心をしました。
スタージュは、本当に素敵な想い出ばかりです。

     
自分の作った料理で
幸せを感じてもらえる
料理人になりたい
フランス校の体験で料理人としての
基礎を 得ることができました
素晴らしい先生方や仲間達に恵まれた
フランス校生活
     
 
  たくさんの出会いを経験したスタージュ
素敵な想い出が一杯です
フランス校は「晴れ時々雨のち晴れ」
晴ればかりでは、作物は育ちません。
作物にはたくさんの太陽に加え、適度な雨が必要です。
フランス校でのあれほどまでによく学び、よく遊んだ、内容のぎゅっと詰まった日々は、なかなかありません。
楽しいことばかりではなく、辛かったこと、厳しかったこともありましたが、作物のように私もそれらすべての 経験によって大きく成長できたと思います。


 
晴ればかりでなく、
雨もあった からこそ大きく成長できました
 
後輩の皆さんへ
今振り返ると、フランス校では、考えられないくらいの素晴らしい食材を使い、素晴らしい先生方や仲間達に恵まれた時間を過ごすことができました。
フランス校に進学する後輩の皆さんは、限られた時間の中でやり残すことがないよう大いに楽しんでください。



*フランス校時代の写真は竹村氏より提供いただきました。
 
     
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